こんにちは、KMC3回生のdefinedです。
これはKMCアドベントカレンダー2021:https://adventar.org/calendars/6895 の13日目の記事です。
昨日の記事はnanaさんの「国立国会図書館(NDL)とのI/O」でした。読み切りで単行本未収録の話とか読めるのはすごいなあ。
さて
ところで皆さん……
音ゲー
って知ってますか??????????
音ゲーとは、
こういうのとか、
こういったやつのことです。
僕は、9月あたりからアーケードの音ゲー(特にSOUND VOLTEX)にハマって、大量の時間とお金と進捗を吸われています。
先日はPS2のBeatmainia IIDXのコントローラーも買ってしまいました。
ここで、音ゲープレイヤーなら誰しもが思うことがありますよね?
音ゲー曲かっこいい~~
作りてぇ~~~~~~~~~~~~~~
今回の記事はこのような内容になります。
(参考までにここでいう音ゲー曲とは、音ゲーでプレーさせるために作られた曲のことを指すつもりです。)
1. definedのDTM的自己紹介
さて、本記事のタイトルは「素人が1から音ゲー曲を作る話」ですが、definedは別に曲を作ったことがないわけではないです。音楽制作ソフトであるDAWもStudio One Proffesionalを持っていますし、なんならこのような曲を作るために必要なシンセサイザーであるserumも持っています。とんだタイトル詐欺ですね。
しかし安心してください。音ゲー曲の作り方は全くわからない。ジャンルもわからない。無知。
2.音ゲー曲を知る
制作にあたって、いろいろな曲をYouTube上で聞いてきました。そこで音ゲー曲の特徴といえるものを以下のように言語化しました。
・テンポは速い。ただし、曲により異なる。(BPM100~300程度まで幅広い。
・展開が激しく、曲の中で何回も切り替わるものが多い。
・キックの主張が強いことが多い。また、音ゲー的難所をつくるためか、刻み方に工夫を持たせることがある。
・声ネタの多用。(3倍アイスクリーム)
う~ん。自分で見ても解像度が低い。しかし、それほど「音ゲー曲」としての一般化は難しいのです。ガバキックをガシガシ鳴らす曲もあれば、ピアノ音色主体の曲もあるので……
ということで今回は、
パクります。
好きな曲の好きな部分を自分流に解釈して曲にします。
3.メロディとか
優れたメロディを書くのは一般的に難しい。
ということで、
パクります。
ということで今回は東方アレンジをします。
なお、東方原作は紅魔郷の2面までしかやったことないらしい、大丈夫か?
4.使うもの
・Studio one 4
DAWです。最近OSをWIndows11にアップデートするとStudio One 5へのアップデート(15,800円)が必要になる可能性が出てきました。
くたばれ
・Serum
みんな大好きXferのシンセサイザー
・MEGA DRUM MACHINES
フリーのドラムマシン、この分野では定番だというTR909の音が欲しかったので導入
・Magical 8 bit Plug 2
フリーのファミコンっぽい音が出せるやつ。便利
・Black Octopus Soundのサンプル
フリーのサンプル。キックに使用
・Ozone 9 Elements
AIのミキシングを信じて自分でやるべきことをやらないひとがここにいます。
5.制作
まず、東方スーパーにわかだけどもアレンジに使う原曲を2曲選出しました。
1.ルーネイトエルフ
2.おてんば恋娘
リズム隊に関しては以下のサイトを大きく参照しました。BIG KANSHA!
リードにはSerumのプリセットであるHyper Synthの音を少しいじって好みの音にしました。
(中略)
完成しました。
6.タイトルを決める
音ゲーの曲は得てしてかっこよかったり個性的なタイトルが付きがちである。
ということでタイトルを決めます。
チルノなので冷えている様子をおしゃれに表現すると……
Endothermic process
吸熱過程。(化学科学生並感)
7.完成品
こちらになります。
8.感想
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
やったことのないジャンルの曲を作るうえであまり聞かないジャンルの曲を聴きこむのはとても良い経験になりました。
正直、完成曲は音ゲーにしては短いのに気づいた人もいるかもしれません。そうです。気力がなくなりました。実験レポート死すべし
9.ボルテ
みんなやろう
明日のKMCアドベントカレンダーはKMC-ID:aokabiさんの記事です。