でぃふぁいんどの空間

京都の大学生による戯言

SCP-DEFINED-JP

-ワンルームの時空間異常-

アイテム番号:SCP-DEFINED-JP

 

オブジェクトクラス: Safe

 

特別収容プロトコル: SCP-DEFINED-JP-Aを収容する空間は、一般的なワンルームマンションの一室と同様の広さのものとします。これ以上の広さの部屋での収容は禁止されています。

SCP-DEFINED-JPの異常性の発現を最小限に留めるために、SCP-DEFINED-JP-Aには生存に必要と考えられる以上の物資は与えないでください。

 

説明:SCP-DEFINED-JPは元財団エージェントであったD■■■■■■氏(以下、SCP-DEFINED-JP-A)が居住する空間で発生する時空間異常です。

 

SCP-DEFINED-JPが発生すると、SCP-DEFINED-JP-Aの生活物資がランダムに1つ~数個、財団基底現実から消滅します。消滅した物品の多くは数分~数時間で再出現しますが、中には再出現しないものもあります。これらの再出現の基準は不明です。(補遺1を参照)

 

SCP-DEFINED-JPは2019年■月■日に財団のサイト6■■■(本サイトは財団新人職員向けの研修施設)で発見されました。エージェントD■■■■■■は本サイトにて1カ月の研修を受講しており、宿泊棟にて個室を割り当てられていました。

本施設にて、エージェントD■■■■■■が固有IDカードを紛失したとの申し出があり、財団セキュリティ部門の調査により、このカードが財団基底現実内に存在しないことが明らかになりました。

 

追加調査により、エージェントD■■■■■■の居住する空間内にてカント計数機による測定を行った結果、数か月に1度のペースでヒューム値の瞬間的かつ局地的な変動(±10 Hm程度)を確認しました。

上記の結果から本現象をSCP-DEFINED-JPに指定し、エージェントD■■■■■■をSCP-DEFINED-JP-Aとして収容しました。

 

エージェントD■■■■■■は以前より同僚などに対し、自宅で物を無くすという旨の発言をしており、SCP-DEFINED-JPはエージェントD■■■■■■の誕生から現在に至るまで散発的に発生していたと考えられています。

 

補遺 : SCP-DEFINED-JPの影響による消失・再出現の一覧

Logicool社製のゲームパッド(発覚から数分後に再出現)

TOEIC受験票 (発覚から数時間後に再出現)

・ノートパソコン(発覚から数時間後に再出現)

・コンビニにて購入した惣菜・缶チューハイ(発覚から30分後に再出現)

・一般的なUSB Type-cケーブル(再出現しなかった)

・靴下片方(再出現しなかった)