いろいろ初見殺しだから気をつけろ!!!
アイドルマスターミリオンライブとタイアップしたパチンコ機「Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!」が2021年2月より順次ホールに導入される。本機は総勢39人のアイドルから担当を選択して遊技できるなど、プロデューサーに優しい仕様となっている。
しかし、そのゲームフローが大変複雑、というか業界初のシステムを搭載しているため恐らく、パチンコを始めてor久しぶりに打つPには頭に?が浮かぶこと必至である。そこで、現在公開されている情報から、パチンコを打ったことがなくても本機を楽しめるような情報を提供したい。
1、パチンコ(特に1種2種混合機)の基本
まずもって基本としてパチンコとはハンドルをひねって鋼球を打ち出し、特定の穴に入れて抽選を受け、所定の確率を引くと、大当たりとして球がたくさん得られるというものである。当たりのシステムなどで大別すると以下のように分けられる。
・1種2種混合機
・V確ST機
・確変ループ機
・小当たりラッシュ機
・ハネモノ etc……
全部説明するときりがないので今回は1種2種混合機について説明する。アイマスもこれに分類される。
とりあえず、アイマスは難しいのでわかりやすい例として……
こちらのP戦姫絶唱シンフォギア2を使って説明する。(説明を簡単にするために実際の仕様とは微妙に異なることを許してほしい。)
まず、この台に座って球を打ち出し、筐体中央部の穴(ヘソと呼ばれる)を狙う。穴に入るとこの機械では1/199で抽選が行われる。幾多のトライののち、演出を経由して、無事当たったとする。
すると、画面上で右打ちの指示が出る。それに従ってハンドルを強く右にひねり、筐体右方のアタッカーと呼ばれる部分を狙う。そして、無事アタッカーに玉が入ると、1球はいると13球球が返って来る、アタッカー1回解放ごとに10球球を入れることが出来る。この1セットを1ラウンドと呼ぶ。シンフォギアの場合、初回の当たりはほとんど3ラウンドである。ゆえに、(13*10-10)*3=360玉獲得できる。
360玉は4円パチンコなら1440円程度でまだまだである。1/199を引くのには平均的には1万円くらいかかることが多いのでむしろ話題になるのはここからである。
この払い出しが終了すると、「最終決戦開幕」の表示後、右打ちで特定の穴をねらうように指示される。(この穴の扱いは微妙に難しいので省略。この穴は、あたりを1/7.6で引けるすごい穴だということが分かればいい。)初回の当たりでは、この穴に5回球を入れることが許可される。
1/7.6を5回抽選するので、少なくとも一回あたりを引く確率は約50.6パーセントであり、この中であたりを引く(演出上ではキャロルを撃破する)と、うれしくなる。(後述)
当たりが引けないと、また1/199の通常モードに戻る。かなしい。せっかく当たったにも関わらず360玉ぽっちである、厳しい。
さて当たりを引くと、画面上では「Vを狙え」という指示が出る。Vってなんやねんという話だが、筐体右下にある穴である。1/7.6の大当たりでは、このV穴に玉を入れて初めて大当たりとなるのでこの表示が出たらきっちり右打ちする必要がある。この操作何なの?と思うかもしれないが、説明が難しい。パチンコの歴史や内規に踏み込む必要があるので省略する。
V穴に玉を入れたら、お楽しみの時間である。この1/7.6の穴での抽選はなんと
4ラウンド:50%
6ラウンド:3%
7ラウンド:2%
10ラウンド:50%
である。10Rを引けば、1200玉ももらえる。
さらにさらに、1/7.6の大当たり後にはこの穴に入れる権利が11回もらえる。1/7.6を11回トライして当たる確率は、約78.8%である。つまり、大体当たる(雑)。そこで当たるとまた球がもらえて11回トライ……というのを繰り返して球を増やす。
そして11回トライしても当たりが引けなかった時、ボーナス終了となり、また1/199の当たりを目指すか、球を景品に交換して帰宅するか考えることになる。
ここまでついてきて来れていますか??? 初めての人には難しいかもしれないけどこれくらいは理解しないとアイマスのパチンコなんて絶対理解できないので頑張って読んでください。
後編ではいよいよPフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!について説明する。