でぃふぁいんどの空間

京都の大学生による戯言

タピオカとJKの話

そこにあるのは青春でした。

 火曜日は大学が休講だったんで、流行りに便乗してタピオカミルクティーを飲みに行きました。平日の昼間なのに、そこそこ並ぶはめになりました。しかし、タピオカを飲むために並ぶことを達成したので実績が解除されました。やったぜ。

 

さて、注文ですが、普通のシンプルなタピオカミルクティーにすればよいものの、口が勝手にタピオカ2倍をコールしてしまいました。出てきたのを見ると、デカイ。ミルクティーだけでもそこそこ量があるのに、2倍のタピオカが存在感を放っています。しかし、このために昼食を少な目にしたことが功を奏し完食(完飲?)することができました。

 

こうやってタピオカを体験することにしたのは京都の三条でタピオカに長蛇の列を作るJKたちをみたからです。今回自分で購入することで、その気持ちを理解しようとしました。

 

結果、タピオカそのものより並ぶことそれ自体に価値があるような気がしました。彼女らは、タピオカを注文するのに並ぶ間、楽しみなタピオカに心を躍らせます。その楽しみな気持ちによって隣にいる友人との会話が普段以上に弾むのです。テストの話、恋の話、アイツの悪口…… そこには忘れていたはずの「青春」がありました。

 

思えば、この2倍のタピオカもはじめは沢山に感じていましたが、飲んでみると案外一瞬でした。青春というのもそういったものかもしれません。

 

だから、僕は金輪際タピオカに並ぶ人たちを馬鹿にしない。そう誓った。